弘前大学

弘前大学白神酵母を使った純米吟醸酒「SAKUTA 505-27」の完成について、学長へ報告

2021.08.06

ひろさき産学官連携フォーラム白神酵母研究会のメンバーである、弘前大学農学生命科学部 殿内 暁夫教授と株式会社盛田庄兵衛(青森県七戸町)盛田 平治兵衛代表取締役、09works(ワックワークス)和久 尚史氏は、2011年から「弘前大学白神酵母NO.505-27」と青森県酒造好適米「華さやか」を使用した新しい酒造りに挑戦してきました。このたび、活動の成果として朔田ブランド SAKUTAシリーズの「SAKUTA 505-27」が誕生し、令和3年8月5日(木)、福田眞作学長に報告しました。
殿内教授からは「弘前大学白神酵母」についての説明と、今回、190種類以上ある「弘前大学白神酵母」から、八甲田山ゆかりの酵母「NO.505-27」が選抜したことについて報告がありました。
盛田代表取締役から、創業1777年の株式会社盛田庄兵衛の伝統手法により、青森県の酒造好適米「華さやか100%」、東八甲田伏流水を仕込み水として使った純青森産の新しい日本酒ができたこと、また本製品は低温発酵により、ほど良く香りを引き出し、“濃醇”かつ“自然でピュア”な味わいが特徴との説明がありました。
また、今回、製品のデザインを行った和久氏からは、白神山地をイメージしたボトルデザインについて報告がありました。
報告を受けて福田学長は「青森はもちろん、県外、世界に向けて発売していける日本酒に育てていただきたい」と期待の言葉を述べました。
本製品は令和3年8月8日(日)から青森県内酒店にて限定販売されます。

左から若林理事(研究担当)、福田学長、盛田代表取締役、殿内教授、和久氏

純米吟醸酒「SAKUTA 505-27」