弘前大学

令和4年度弘前大学むつサテライトキャンパス公開講座「ジオパーク講座(1回目)」開催

2022.09.01

弘前大学では、令和4年8月21日(日)に青森県むつ市「まさかりプラザ」において、「令和4年度むつサテライトキャンパス『ジオパーク講座』」を開催しました。

本サテライトキャンパスは、青森県下北地域において、むつ市を中心に学生の滞在型学習、大学講義レベルの公開講座・講演会等の実施、大学の各種広報活動、その他地域の活性化に資する事業を実施することにより、賑わいの創出とともに、地方創生や人材育成等に貢献することを目的として、平成28年7月にむつ市、弘前大学及び青森中央学院大学がバーチャル型のキャンパスとして共同で設置したものです。

本公開講座は、本州最北端に位置する下北ジオパークの魅力や特徴について、下北ジオパーク関係者や一般市民を対象に開講しています。今回は、弘前大学理工学研究科 根本 直樹講師から「津軽海峡の成り立ち」と題した講義が行われました。講義では、現在の津軽海峡の地形や海洋学的役割について説明し、日本海の誕生や100万年前頃の津軽海峡、下北半島は東西に分かれた島であったこと及び下北半島の接続時期について解説しました。

講義終了後は参加者が先生のもとに質問へ行くなどし、23名が参加する有意義な講義となりました。