弘前大学

放課後の子どもの居場所づくりを考える研修会 講師訪問型実践研修「運動あそび」を開催

2022.09.28

令和4年9月10日(土)弘前市裾野なかよし会にて、放課後の子どもの居場所づくりを考える研修会の講師訪問型実践研修「運動あそび」を開催しました。

講師に渡邊 由貴氏(宮城県名取市下増田児童センター 館長)を迎え、「運動あそび」のプログラムを弘前市立裾野小学校体育館で行いました。ボヨヨン準備体操から始まり、おにごっこのこおりおに、線おに、キャップおになどルールや遊び方を変え、短い時間で次々と展開しました。ゲームの説明は短かく、次々に進んでいくため子どもたちは説明をしっかり聞く体制が整っていきました。

ドッジボールは、ボールやフリスビーを複数個使い、大人とのじゃんけんに勝つことで外野から復活できるルールなどを加えたふわふわドッジボールに取り組みました。最後は、子どもたちが自分達自身で2つにチーム分けをした王様陣取りに取り組みました。作戦を考えたり、協力し合う姿が印象的でした。

研修会には30名ほどの子どもたちと他の児童館・児童センターからも7名の支援員が参加し、体育館いっぱいに走り回る子どもたちの姿は、開放的でとても楽しそうでした。

研修会後のフィードバックでは、「運動あそび」のプログラムには健全育成の5つの目標が含まれること、子どもを動かすことに重点を置き、説明は短くて良いこと、子どもの選ぶ自由を保障してあげることが大切であることなどが確認されました。

今後も「運動あそび」のプログラムを取り入れた活動を継続し、年度末の研究発表にて成果報告が行われる予定です。