2022(令和4)年10月19日、20日、ニュージーランド大使館、同国リンカーン大学、リンゴナシ協会、プラント・アンド・フード国立研究所の研究者ら7名が弘前大学を訪問しました。
リンカーン大学は、ニュージーランド南島クライストチャーチ郊外に所在する国内3番目に古い大学であり、南半球最古の農業学校です。学生数は約4,500名、敷地面積は約4,000haで農業科学・生命科学部、生態保全学・生態学部、農業ビジネス商学部、環境・社会・デザイン学部の4学部で構成されています。
※本学農学生命科学部附属藤崎農場と金木農場を足した面積は約50ha強です。
今回の訪問では、本学国際連携本部と農学生命科学部の関係者を交え、リンカーン大学農業ビジネス商学部と農学生命科学部との学生交流や研究者交流の在り方について意見交換が行われた他、リンカーン大学のヒュー・ビグズビー学部長、プラント・アンド・フード国立研究所のジム・ウォーカー博士及びジョロン・ダイアー博士による特別講演が行われ、多数の学部生・大学院生が聴講に訪れ、活発な意見交換が行われました。
また、農学生命科学部の研究施設や研究室を見学した他、福田眞作学長への表敬訪問も行われました。
翌日は藤崎農場で伊藤大雄教授から本学育成リンゴや栽培方法のほか、伊藤教授自身の研究課題である高二酸化炭素・高温の影響下におけるリンゴ樹の影響について説明を受けた後、藤崎農場で栽培したリンゴの試食も行いました。
今回の訪問を機に、今後の教育・研究に関する更なる連携や交流の活性化が期待されます。