弘前大学

本学の大学院生がパッケージデザインを行ったグミが発売されました

2023.10.16

弘前大学大学院 地域共創科学研究科2年 佐藤 多恵さんがパッケージデザインを行った「ご当地PREMIUM 青森グミ 香る王林」(UHA味覚糖株式会社)が、2023(令和5)年10月9日(月・祝)より全国のコンビニエンスストア等で発売されました。

本製品である「ご当地PREMIUM」は、UHA味覚糖株式会社が“日本全国各地の果物のおいしさをグミにのせてお届けしたい”というコンセプトから誕生したブランドで、パッケージデザインはその地域の学生さんより募集を行うなど、産学官の連携を取り入れて開発しているものです。

今回、UHA味覚糖株式会社から青森県を通じて弘前大学にパッケージデザインの共同研究依頼があり、教育学部デザイン研究室 佐藤 光輝 准教授が指導する教養教育科目「芸術-デザイン入門-」及び地域共創科学研究科の専門科目「プロダクトデザイン特論」の授業の一環として、履修した学生31名とデザイン研究室のゼミ生4名の計35名が制作協力を行い、佐藤多恵さんが考案したデザインと「青森グミ 香る王林」のネームが採用されました。

佐藤准教授からは「今回の共同研究には様々な学部の学生や留学生、グリーンカレッジ生が参加しており、どのデザインも非常にレベルの高いものでした。佐藤 多恵さんのデザインは、本学修了生のねぷた絵師さんにご指導いただき、ねぷた絵の技法も取り入れています。“地域性”という点も採用のポイントになったのでは」と語りました。

佐藤 多恵さんからは「青森のあたたかい雰囲気、王林の優しい香りとみずみずしさを表現したいと思っていました。佐藤先生からの助言もあり、ねぷたで使用されているにじみ絵を使ってりんごを描いたところがお気に入りのポイントです。デザインが選ばれた時は驚きでいっぱいでしたが、自分のデザインが全国の人に届くと思うとワクワクします。貴重な経験に参加させていただけたことに感謝でいっぱいです!多くの方の手に届くといいなと思います」と今回のデザインに込めた思いと喜びを話してくれました。

■ UHA味覚糖 ご当地PREMIUMブランドサイト:https://www.uha-mikakuto.co.jp/gotouchip/

パッケージデザインを行った佐藤 多恵さんと指導教員の佐藤 光輝 准教授