弘前大学

りんごの剪定枝を利用した紙の量産化試作を行いました

2021.12.27

弘前大学教育学部技術教育講座の廣瀬 孝准教授が会長を務めるりんご/さくら和紙研究会では、これまでりんごの剪定枝を利用し、手漉きにて紙を作製してきました。令和3年度は「むつ小川原地域・産業振興プロジェクト支援事業」の助成を受け、 機械漉きを検討しました。その結果、機械による量産化試作をすることができました。また、試作したりんごの剪定枝を利用した紙を用いて、りんごジュース用のラベルや貼箱等を検討し、JA相馬村や企業の協力のもと、試作品を作製することができました。
今後、更にりんご剪定枝を利用した紙の製造プロセス等を検討し、製品化を目指す予定です。

■りんご/さくら和紙研究会:https://www.facebook.com/ringosakurawashi/

製品全体
量産化試作した紙
りんごジュース用ラベル
貼箱

(関連)
弘前大学公式WEBマガジンHIROMAGA「未利用資源に新たな価値を!りんご・さくら剪定枝で和紙づくり」
https://www.hiromaga.com/20210521-7191/