弘前大学

弘前大学、中泊町との包括連携協定を締結

2022.07.25

弘前大学は、令和4年7月15日(金)に中泊町において、相互の密接な連携と協力により、地域の課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的として、中泊町との包括的な連携協定を締結しました。

締結にあたって、濱舘 豊光 町長から、連携協定締結を機に、重要課題である人口減少の解決に向けて、多岐にわたる分野で弘前大学にお手伝いをいただきながら、地域の課題を解決し他地域の模範となれるように努めていきたい旨の挨拶がありました。

引き続き、福田 眞作 弘前大学長から、『弘前大学は「世界に発信し、地域と共に創造する」をスローガンに教育研究活動を展開しており、地域の活性化と大学の発展は相互的なものであり、研究成果を地域課題解決に繋げるには大学の力だけでは不十分である。中泊町とは地域の文芸に関する調査研究や、地域特産品の高付加価値化、地域特有の風力を活かしたエネルギー利用等を皮切りに連携してきたが、さらに多岐の分野で連携協力関係を結べることは本学として非常に意義があり、今後は本学の研究成果とマッチングを図り、地域社会の発展に貢献していきたい』との挨拶がありました。

本包括連携協定締結を契機に、今年度は「宮越家所蔵資料の調査研究」や「農産物の機能性と高付加価値加工食品の開発」、「地吹雪を活用した風力発電による視線誘導デバイス研究」などについて調査研究を行う予定です。

締結式には、中泊町から濱舘町長ら4名が、弘前大学からは福田学長ら4名が出席しました。本学と県内市町村との包括連携協定締結は今回で17件目にあたります。

国立大学法人弘前大学と中泊町との連携協力に関する協定書(439KB)

協定書を手にする濱舘町長(左)と福田学長(右)

出席者全員による集合写真