弘前大学

【プレスリリース】新エネ余剰電力と省エネ型IoTセンサネットワークによる 遠隔的機器制御システムを開発 =複数風車の同時診断・人工養殖水槽制御に成功=(理工学研究科)

2021.02.03

新エネ余剰電力と省エネ型IoTセンサネットワークによる
遠隔的機器制御システムを開発
=複数風車の同時診断・人工養殖水槽制御に成功=
=弘前大・東北大と新エネ企業が協力=

【研究開発の概要】
国立大学法人弘前大学・理工学研究科(丹波澄雄准教授)と東北大学・マイクロシステム融合研究開発センターは、新エネルギー企業、アウラグリーンエナジー(株)(地元、青森市)と(株)多摩川ホールデイングス(東京港区)の協力を得て、北日本に豊富な資源量がある自然エネルギーの利活用技術の一環として、遠隔地に分散設置した複数風車の環境条件・変動発電力、さらにはそのインフラ設備状態をリアルタイムでモニタリングし、双方向型の通信・機器制御が可能な「複数風車と余剰電力を用いた省電力・低コスト型のIoTインフラ監視システム」を開発しました。そして、その発展形としての「人工養殖水槽の遠隔自動化制御」の実証試験に成功しました。
■プレスリリース資料はこちら別紙
図
今回開発した低消費電力近~中距離無線LoRaWANによるグリーンエネルギー開発地点での風車群監視と2次産業機器制御に向けての「GEMCOSーIoT双方向ACTIVE制御シスム」の構成図